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社会福祉法人 日光福栄会
理事長挨拶

理事長

矢尾板 誠一

 社会福祉法人日光福栄会で理事長を務めている矢尾板誠一です。

 社会福祉法人を立ち上げ、特別養護老人ホーム等の運営を開始して早くも10年近くが経ちました。基になった医療法人矢尾板記念会は私の父が立ち上げました。外科医であった父は、増え続ける高齢者の幸せを考えると、医療だけでは不十分で、福祉も必要と感じ取り、老人保健施設の運営を開始しました。私はそれを受け継ぎ二代目の医療法人矢尾板記念会の理事長も兼務しております。しかし、増え続ける高齢者医療の問題は、単なる医療・福祉の提供の問題だけではなく、高齢化社会全体の問題であり、ひいては少子高齢化する日本社会の問題でもあるのです。今の日本社会で高齢者がどう生きて死に至るのか。その医療・福祉を考えると、社会福祉法人が必要であると思い、社会福祉法人日光福栄会を立ち上げた次第です。医療法人の仕事と社会福祉法人の仕事が上手くかみ合って、今の社会の中で生きる高齢者に、適切な医療・福祉、生活の手助けが出来ると考えます。

 日本は人類が初めて経験するレベルの少子・高齢化社会となり、その中でどのように生きて、死に至るのか?が、問われています。現在地球で栄えている生命は、永遠の命をもっておらず、個体は必ずいずれ衰え死に至ります。その例に漏れず、今まで死に至らなかった人はいません。死の瞬間に上手い、下手もありません。しかしある意味では、上手く死に至ることができます。死に至る直前までは生きており、違いがあるとすれば、死に至るまでの生き方でしょう。“幸せに”生きて、死の瞬間に至れば、その人にとって良かったと考えられます。周囲の人も良ければ問題はありません。死に至る直前も本人と周囲・社会・皆にとって良い生き方が望まれます。

 今、高齢となり生きる支えが必要となった人達は、日本が戦後の復興を果たし、経済的に成長した時代を生き、作った人達です。当初、日本は貧しく、文化も今ほど評価されていませんでした。今でこそ、日本文化は高い評価を得て、日本食の文化が良いとか、日本が観光地として自然、歴史、文化が素晴らしいとか、日本人の物造り精神が良いとか、集団社会性が高いとか、芸術的感性が素晴らしいとか、創造性が優れているとか・・・?しかし、私たちが子供の頃、今の高齢者が頑張っていた時代は、日本人は、汚いウサギ小屋のような狭い家に住み、食べ物の栄養価が低く栄養不足で、特にタンパク質やビタミン、カルシウムを補うため学校給食が必要であり、経済利益ばかりを集団で追及し、創造性は無く文化的には低く、エコノミックアニマルと言われていました。そしてそこから、高度成長期、バブル期を経て今の少子高齢化社会に一気に移行する。そんな時代を生き、作ってきた人達が、今の高齢者です。その生きざまの背景には、日本文化の伝統があり、それを背負い、変化させて生きてきたと言えます。そして今は、その日本文化を活かし、残りの人生の生き方を考えなければならない時期になっていると思います。

 日本的高齢化社会の生き方、それを支える福祉・医療等のノウハウを、今、我々は日々蓄積し、少子高齢化文化を生み出しています。このノウハウを活かして少子高齢化社会の問題を切り抜ければ、それが日本が達成した素晴らしい成果、日本文化の一つの到達点となると思います。それは、日本が世界に示し、発信すべきものでしょう。

 社会福祉法人日光福栄会は、そんなノウハウの蓄積と、それによる高齢者と少子高齢化社会の幸せの一翼を担う事を目指しています。

 頑張りましょう。

 

 

 

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